「手形」根岸栄一、小野寺志保、大野忍、川澄奈穂美、上小野辺めぐみ、菅井円加、青山文平

手形の主製作年 碑文
根岸栄一2012「ノーベル化学賞受賞 名誉市民」
小野寺志保2012「サッカー日本代表」
大野忍2012「大和なでしこ賞」
川澄奈穂美2012「大和なでしこ賞」
上小野辺めぐみ2012「大和なでしこ賞」
菅井円加2012「ローザンヌ国際バレエコンクール一位」
青山文平2016「第154回直木三十五賞受賞」
設置場所_神奈川県大和市役所

根岸栄一は1935年に満州に生まれる。戦後目黒区に引き上げ、後に大和市に移住。大和小学校、大和中学校を卒業した。県立湘南高校から東京大学に進学。のちに、有機物同士の結合パターンの一つである根岸カップリングを発見し、2010年にノーベル化学賞を受賞した。先端の太いしっかりした手だ。

小野寺志保は女子サッカー元日本代表GK。大和市出身。1996年アトランタオリンピック、2003年ワールドカップ、2004年アテネオリンピックの代表となり、代表戦に23回出場した。小野寺は、選手引退後、2011年に大和市役所に入庁し公務員として勤務している。

大野忍は2011年女子ワールドカップ(ドイツ大会)の優勝メンバーの一人。右サイドMFとして全試合スタメン出場した。大野は座間市出身で、大和市には大野の母の実家がある。大野の手形は、小ぶりだが整っており力強い。

川澄奈穂美は2011年女子ワールドカップ(ドイツ大会)の優勝メンバーの一人。準決勝のスウェーデン戦で2ゴールを挙げるなど活躍した。大和市立中央林間小学校、大和市立つきみ野中学校卒業。小学2年のとき「林間SCレモンズ」に入団。ここで上小野辺めぐみと出会う。その後女子サッカーチーム「大和シルフィード」の1期生として川澄と上小野辺はともに戦った。

上小野辺めぐみは2011年女子ワールドカップ(ドイツ大会)の優勝メンバーの一人。準決勝のスウェーデン戦で途中出場した。横浜市瀬谷区出身。中学・高校時代は大和市の女子サッカーチーム「林間SCレモンズ」「大和シルフィードで活躍した。川澄と上小野辺の、何度も握り合ったであろう手の形。

菅井まどかは、厚木市出身のバレエダンサー。2012年2月に、17歳でローザンヌ国際バレエコンテストで1位入賞した。菅井が本格的にバレエのレッスンを始めたのは6歳のときで、大和市の佐々木三夏に指導を受けた。

青山文平は1948年横浜生まれ。経済誌の記者を経て小説家に。2015年に「つまをめとらば」で第154回直木三十五賞を受賞。大和市に住んでいる。受賞作は、江戸時代の下級武士や女性たちの暮らしを描いた短編集で、人情味あふれる7篇。

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