
タイトル | 戦艦陸奥 主砲弾 |
作者 | 横須賀海軍工廠 |
設置場所 | 神奈川県横須賀市 ヴェルニー公園 |
製作年 | 1930(制式化) |
戦艦陸奥の砲塔に、いままさに装填されようとしている40㎝砲弾。戦艦陸奥が竣工した時点で、世界はこの40㎝砲を搭載していたのは7隻だけだった。超弩級戦艦の主砲弾である。
戦艦「陸奥」主砲弾
●一般的徹甲弾とは
砲弾の重量及び発射速度による運動エネルギーにより相手の装甲を貫通した後、遅延信管が作動して内部を破壊するようになっています。
●陸奥主砲と本徹甲弾
本徹甲弾は、風帽・被帽頭・弾体等で構成され、発射に用いられる装薬は通常4個の薬嚢で構成され合計量は約220kgです。
●本徹甲弾の特徴
浅い角度で海面に突入するように発射された本徹甲弾は、頭部が外れ、その後弾体(平頭弾)が水中を直進。水線下の船体に被害を与えます。
本砲弾は「長門」型戦艦の主砲で用いられた砲弾で、九一式(昭和5年制式化)もしくは改修された一式徹甲弾です。
全長:1738.5mm
(弾底から風帽先端まで)
重量:1020kg
(風帽を含む)
最大弾体径:409.0mm
炸薬量:14.9kg
(対弾丸重量比:約1.5%)
※展示の砲弾は塗装を剥がしています。
※海上自衛隊横須賀地方総監部及び有志の協力・支援により、移設・展示されたものです。
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