「忠犬ハチ公」安藤士

2022.5 撮影
タイトル忠犬ハチ公
作者安藤士
設置場所 東京都渋谷区  JR渋谷駅ハチ公口
製作年1948

これほど有名な作品はないと言える。亡くなった主人を渋谷駅前で10年間待ち続けた秋田犬の物語は日本人の多くが知っており、ハリウッド映画にもなった。

ハチの飼い主は東京大学の先生でハチを飼って1年後に急逝した。主人を待ち続けたハチは新聞記事になって人々に知られるようになり、1934年に銅像が建てられた。その翌年、ハチも亡くなってしまう。

初代ハチ公像は戦時中の金属供出により撤去され、終戦の前日の8月14日に溶かされてしまった。溶かされた金属は、東海道線の部品などに使われたという。

1945年の東京大空襲で初代ハチ公像の作者の安藤照は亡くなってしまう。戦後、ハチ公像の復活の動きが高まり、1948年に息子の安藤士によりハチ公像が再建された。

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