「多聞天」籔内佐斗司

2022.12 撮影
タイトル多聞天
作者籔内佐斗司
設置場所東京都港区 萬年山青松寺
製作年2002

港区愛宕にある青松寺は、大規模な伽藍の改修を行い、2002年に完成を見る。この改修に全面的に現代彫刻家の籔内佐斗司が関わった。この山門の四天王は籔内渾身の傑作。

多聞天は仏教の四天王のなかでも最強の者で、北方の守り神。単独では毘沙門天と呼ばれ、七福神の一員でもある。右手で高く差し上げた宝塔が光を放ち、その顔は威厳に満ちている。左手には宝棒。破邪の魂で世界を睥睨している。

四天王は仏教の神々が集う須弥山の四方を守っている守り神。須弥山の頂上にいる帝釈天の配下である。衆生が生々流転する六部の最上位である天部の住人。

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