
| タイトル | 千葉開府850年記念碑 |
| 作者 | 安西順一(彫像製作)、能瀬節郎(デザイン) |
| 設置場所 | 千葉市中央区 亥鼻公園 |
| 製作年 | 1977 |
| 発祥年 | 1126 |
千葉開府850年を記念したもの。真ん中のレリーフは千葉常胤のもののようだ。千葉常胤は平安末期から鎌倉時代初期に活躍した武将。1118年生まれ。桓武天皇の血を継ぐ名族。1126年に常胤の父・常重が、ここ亥鼻に本拠を築いたことが、千葉の都市として歩む始まりとなった。
1180年、流刑に処され伊豆にいた源頼朝が平家打倒のため挙兵するが、石橋山の戦いで敗れ、命からがら真鶴から海に脱出し安房に逃れる。ピンチに陥った頼朝を助けたのが千葉常胤だった。頼朝は、三浦一族、千葉一族、上総一族ら関東の豪族の協力を得て、安房を制圧し、上総・下総を掌握し、武蔵国を制し千葉常胤、上総介広常らと鎌倉に入る。千葉常胤はその後も頼朝に付き従い、鎌倉幕府の重要な御家人となった。
安西順一は1908年に千葉県君津市に生まれた彫刻家。当時、「農民美術運動」が展開されており、農民が地域に根差した創作活動を行なっていた。安西は、地元の「生産組合」の工房に通い、彫刻の技を身につけた。日展入選15回を数える。
千葉開府800年記念のモニュメントもここにあるようだが見逃した。開府900年も間近である。
パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図


コメント