タイトル | 力道山之像 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都大田区 長栄山大国院本門寺 |
製作年 | 1964 |
力道山はプロレス界の偉人。1924年に、日本統治時代の朝鮮・咸鏡南道洪原郡に生まれる。両親は、ともに朝鮮人。1940年に力士として大相撲入り。関脇まで番付をあげるが、1950年に現役引退。その後、アメリカ修行を経て、1953年に日本プロレスを創設、プロレスラーとして活躍する。空手チョップや張り手を武器に多くのタイトルを獲得した。
1963年12月8日に、力道山は赤坂のナイトクラブで、足を踏んだ踏まないの諍いがトラブルに発展し、住吉会系の暴力団員にナイフで刺される。手術は成功するが、再び体調が悪化して同年12月15日に帰らぬ人となった。享年39歳だった。
力道山は終戦後の日本に勇気を与える存在だった。空手チョップで外人レスラーを薙ぎ倒す様は、日本中を熱狂させた。
12月15日の命日には、今も多くのファンがヒーローに祈りを捧げている。
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