「五藤プラネタリウムS ー 3」

2022.9 撮影
タイトル五藤プラネタリウムS ー 3型
作者五藤光学研究所
設置場所東京都府中市 五藤光学研究所
製作年1964

五藤光学研究所の本社ロビーに展示されている日本最古のプラネタリウム。精密光学機器でありながら49年間も稼働するとは只事ではない。この信頼性の高さが日本のプラネタリウムの歴史を作ったのだと思う。1964年に2700もの星を見上げた人々の感動が、今も肌身に感じられる。

国産プラネタリウム最古・長寿を誇った荒川区のS-3型

このプラネタリウムは、東京の荒川区立旧教育センター(東京都荒川区荒川4-19-1)で1964年~2013年まで49年もの間、現役で投映し続けた五藤光学研究所製s-3型プラネタリウムです。国産最古のプラネタリウムとして有名でしたが、平成25年3月に施設・設備の老朽化を理由に閉館となりました。平成30年1月、建物の取り壊しを前にプラネタリウム本体とコンソールを引き揚げ、いつしか荒川区民の皆さまの前で展示される日までの間、生まれ故郷の当社にてお預かりしているものです。

★荒川区立教育センタープラネタリウム
直径8mドーム座席数50席
昭和39年4月10日開館
恒星数 約2700個
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