「三位一環」三澤憲司

2022.12 撮影
タイトル三位一環
作者三澤憲司
設置場所東京都中央区 信金中央金庫京橋別館
製作年2000

中央区の宝町にある三澤憲司の彫刻。説明板は下記の通り。

三位一環

 三つの輪が合体して一つの大きな環となる。環はエンドレスリングとなり、未来へ永遠に発展していくエネルギーを生む。
 それぞれの輪は「信金中央金庫」「信用金庫」「顧客」を表し、この三つが合体した大きな環は、それぞれが力を合わせて未来永劫発展し続ける姿の象徴となる。

三澤憲司作
2000年

「信金中央金庫」は全国の「信用金庫」のセントラルバンクである。信用金庫は地域の中小企業や住民などの相互扶助を目的にした団体で、銀行が営利目的の企業なのに対し、信金は「地域で集めた資金を地域の中小企業と個人に還元することにより、地域社会の発展に寄与する」と設立法の目的に掲げられている。

三澤憲司は1945年、長野県生まれの彫刻家。1968年に多摩美術大学油絵科を卒業後、1969年に第1回国際彫刻展で入賞。同年から1970年の1年間をかけて世界23ヵ国を放浪した。1983年のヘンリー・ムーア大賞展以降、巨石を使った作品を手がけるようになる。

金属から石、さまざまな素材は、三澤の手にかかると魅力的に輝き始める。

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