「ライオン像」エドウィン・ランドシーア

2023.4 撮影
タイトルライオン像
作者エドウィン・ランドシーア(Edwin Henry Landseer)(オリジナル)🇬🇧イギリス
不明(模刻)
設置場所東京都中央区 銀座三越
製作年1868(オリジナル)、1972(複製)

銀座三越にあるライオンは、「三越創業300年」を記念して、日本橋三越のライオンを模して製作されたもの。富山県の高岡にある鋳造所で鋳造された。日本橋三越のライオン像は、1867年の開店時に、イギリスのトラファルガー広場にあるランドシーアのライオン像から複製したもの。

こちらは下記のページの通り。

「ライオン像」エドウィン・ランドシーア
2022.9 撮影タイトルライオン像作者エドウィン・ランドシーア(Edwin Henry Landseer)(オリジナル)🇬🇧イギリスレナード・スタンフォード・メリフィールド(Leonard Stanford Merrifield)(型取り...

三越は、元禄時代の1673年に伊勢商人の三井高利が江戸本町に開業した呉服店「越後屋」がその始まり。「越後屋」は、画期的な戦略で江戸の商売に革新をもたらした。1)店前現銀売り…それまでは得意先に行って注文をとり、後から商品を持っていく商法。しかし、越後屋は現金による店頭販売を実現した。2)現銀掛け値なし…当時は値切られることを前提に高目に価格をつけていたが、越後屋は世界で初めて定価販売を実現した。3)小裂(こぎれ)販売…当時の呉服屋は、反物単位しか販売しなかったが、越後屋では切り売りを実現した。また、呉服店から百貨店への移行期には、1905年元旦の「デパートメントストアズ宣言」や、1930年の「今日は帝劇、明日は三越」などの斬新な広告や宣伝戦略で時代をリードした。

富山県の高岡は、古くから鋳物の産地として歴史と伝統を誇る。この銀座三越のライオン像については、下記記事を参考にした。

高岡銅像物語
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