「ツリーサークル『トンボヒコーキのメッセージ』」長澤伸穂

ファーレ立川
ツリーサークル「トンボヒコーキのメッセージ」 長澤伸穂 東京都立川市 ファーレ立川 1994設置
2022.12 撮影
タイトルツリーサークル「トンボヒコーキのメッセージ」
作者長澤伸穂
設置場所東京都立川市 ファーレ立川
製作年1994設置

長澤伸穂は1960年、東京生まれの彫刻家。日本の高校を卒業した後、オランダ国立芸術アカデミー、ベルリン芸術大学、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・ディ・アーツで美術を学び、世界各地でパブリックアートやインスタレーションを手がける。

長澤は、幼いころ立川に住んでいたという。トンボが飛ぶ長閑な立川と、基地の街立川を二重写しにしたような作品を立川に生み出した。木の周りのツリーサークルは全部で8枚あり、文字が刻んであるのはこの1枚だけである。文字をできるたけ採録したが、木の陰で読めない部分がある。しくじった。もしまた立川に行く機会があれば、読み取りたい。

トンボは、太古の昔から棲息し 最も原始的な形を、今にとどめている。縄文時代から集落があった立川一帯は 日本が秋津(トンボの古名)島といわれた頃から トンボの群生が見られたに違いない。
立川は、大正時代に陸軍の飛行場が完成し 戦後は米国の占領下、基地の街となる。トンボの羽にかわって飛行機の翼が 立川の地に陰をおとした。
DRAGONFLY+AIRPLANE=DRAGON PLANE
トンボとヒコーキのメッセージ
長澤伸穂
パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図

コメント

タイトルとURLをコピーしました