
タイトル | ジョゼフーヌの鐘 |
作者 | 不明 |
🇫🇷フランス | |
設置場所 | 東京都文京区 東京カテドラル聖マリア教会 |
製作年 | 1877(受贈) |
説明板は下記の通り。
ジョセフィーヌの鐘
キリスト教が解禁されて間もない1877年、築地に聖堂が完成し、2つの鐘がフランスから海を渡って運ばれてきました。そのひとつがこの鐘です。「日本近代法の父」と呼ばれるギュスターブ・ボアソナード氏とアンリエット婦人により寄贈され、「アドレード・ジョセフィーヌ」と名付けられました。
2つの鐘は築地教会で二重奏を奏でていましたが、ジョセフィーヌは1920年の東京大司教座の移転とあわせ関口教会に移されました。
第二次世界大戦中、金属として供出されそうになりますが、明治憲法記念会からの申し入れにより免れたと言われています。その後も戦災を乗り越え時を告げてきましたが、1964年の現大聖堂の献堂により役目を終えました。
もう1つの鐘である「江戸のジャンヌ・ルイーズ」もまた築地教会に保管されています。
ジョセフィーヌの鐘の歴史
1873 日本でキリスト教が解禁される
1877 ボアソナード夫妻により築地教会に寄贈される
1920 築地教会から関口教会に移される
第二次世界大戦中 金属として供出されそうになるところを、明治憲法記念会からの強い申し入れにより免れる
1945 空験によりひびが入る
1957 信者の協力により原型どおりに改鋳される
1964 東京カテドラル大聖堂の献堂により役目を終える
1964〜1994 ルルド横の鐘楼に設置される
2017 献堂50年記念事業として新たな吊台に設置される
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