「コンテナ船『らいん丸』搭載蒸気タービンエンジン」

2023.2 撮影
タイトルコンテナ船「らいん丸」搭載蒸気タービンエンジン
作者三菱重工業株式会社神戸造船所
設置場所神戸市中央区 神戸海洋博物館
製作年1971(製造)

説明板は下の通り。

コンテナ船「らいん丸」搭載 蒸気タービンエンジン(高圧タービン)

この展示物は、1971年(昭和46年)に三菱重工業株式会社神戸造船所で建造され、翌年1月20日より神戸起こしでヨーロッパ航路に就航した大阪商船三井船舶株式会社のコンテナ船「らいん丸」(51.085総トン)に搭載されていた船館
用蒸気タービンエンジンの高圧タービン部です。タービン内部の仕組みが見えるように断面をカットして、同社から神戸市に寄贈され、神戸海洋博物館の屋外展示物として設置しています。
蒸気タービンエンジンは、ポイラーで発生させた蒸気を羽根(ブレード)に吹き付けて回転体(ローター)を回転させ、これによって生じた回転力を推進器(プロペラスクリュー)に伝えて船を動かします。
この高圧タービンは、最初の勢いのある蒸気を受け入れるところで、通過した蒸気は低圧タービンに導かれ、効率よく動力を推進器に伝達します。

形式:三菱ウエスティングハウス・マリーン・スチームタービンエンジン(三菱衝動式復水タービン:NIS40)
最大出力:40,000馬力✕2基✕135rpm
長さ:約4メートル
幅:約3メートル
高さ:約3メートル
重量:約 12トン
寄贈:株式会社商船三井
展示協力:三井造船株式会社 三菱重工業株式会社 井本商株式会社 鹿瀬造船株式会社 商船港連株式会社

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