
タイトル | なかよし |
作者 | 田畑一作 |
設置場所 | 東京都渋谷区民 渋谷公会堂 |
製作年 | 1957 |
子どもたちの活き活きした動きが楽しい作品。田畑一作は新制作協会会員の彫刻家で、1915年に京都で生まれた。
碑文は下記の通り。
私どもは 世界の恒久平和と人類永遠の繁栄を心から希求する。
私どもは 昭和35年2月10日 世界連邦の趣旨に賛同し 世界連邦都市を宣言した。
ここにこの像を建立し 訪れる人ひとりひとりに私どもの願いを伝えたい。
昭和54年10月29日
渋谷区
紛争などの課題を解決する一つの方法として、世界が一つの国になる世界連邦構想があるという。調べてみると、現在、日本では296の自治体が世界連邦宣言をしており、東京都でも渋谷区のほか千代田区や文京区、立川市、東京都自体なども含め、21の都区市町が世界連邦宣言自治体全国協議会に加盟している。初めて知ったが、自分の住む県も市もこの宣言をしている。個人的には、世界が一極支配になると極めて恐ろしい事態が起こりそうな予感がする。利害やイデオロギー、宗教、民族意識、貧富の差といったパンドラの箱がそこここで開きそうだ。少数者への迫害も起こるだろう。それを乗り越える人類の叡智を信じることはできるのだろうか。
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