タイトル | 東京中央電信局記念抛物線 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都千代田区 NTTデータ大手前ビル |
製作年 | 1974 |
東京大学の建築科にいた山田守は、1920年に卒業した同期6人と、分離派を結成した。当時の建築界は、工学に重きを置き、建築は芸術ではないという考えが主流だった。山田ら分離派は、この考えに真っ向から反対し、建築と芸術の融合を志した。
東京中央電信局は山田がデザインした代表的な建物で、幾重もの放物線状のアーチが特徴の、独創的なものである。
1925年に完成し長く日本の電信電話を支える建物として運用されていたが、1970年頃に解体される。その跡地に電電公社東京データ通信局の局舎が建設され、現在はNTTデータ 大手町ビルとして使われている。このモニュメントが設置されているまさにこのビルである。
山田の心意気が、この放物線のモニュメントから、今でも伝わってくる。
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